郵便局員が切手を換金横領:2億円を着服した理由は?

芝郵便局の局員「細畑容疑者」が郵便局で廃棄するはずの切手計2億円分を不正に換金して横領着服したことで問題のニュースとなっています。

その容疑者の言い分がちょっとユニークだったので、記事にしてみました。

郵便切手200万枚余り(約9400万円相当)を着服し金券ショップで換金したとして、警視庁愛宕署は16日、業務上横領の疑いで、芝郵便局(東京都港区)の元会計担当課長細畑真佐樹容疑者(49)=東京都江戸川区=を逮捕した。他にも着服を繰り返し、総額は約2億7千万円に上るとみて調べている。

 愛宕署によると、細畑容疑者は「廃棄される切手がもったいないと思った」と容疑を認めている。企業などが大量に郵便物を送る際、封筒やはがきに貼らずに料金相当額で一括支払いする切手を悪用したとみられる。

 日本郵便は18年8月、細畑容疑者を懲戒解雇し、昨年11月に愛宕署に刑事告訴した。

郵便局員が切手を換金横領したユニークな動機:まるで食品のような言い分

細畑容疑者は「廃棄される切手がもったいないと思った」と横領着服の容疑を認めている。

って、まるで切手を食品のように言いますねww

「もったいない」というのは食料品の廃棄に関するニュースでは度々聞くキーワードですが、こんなところで応用を利かせるとは。。。( ´∀` )

いずれにしても横領着服のの確定金額で9400万円ですから、切手だけですさまじい横領額ですね。

しかも、余罪を含めると合計2億7千万円とみられていますから横領の仕方にも限度がないです。

うーん、これは郵便局内の管理体制が全く機能していなかったんでしょうね。

200万枚って、いくら切手っていったって相当な重さですからね。

まあ、一度に持ち出したんじゃないんでしょうがね。

芝郵便局のずさんな備品管理:細畑容疑者の直属上司は働けなくなる?

でも今日から、細畑容疑者の直属の上司は郵便局内では働けなくなるかもしれませんね。

廃棄用切手の管理体制の猛追及は免れないでしょうから。

実はこういうニュースの後ではよくあることなんです。

市民の怒りがこの郵便局の局員に向けられ、電話での問い合わせやクレーム対応で回線がパンクしちゃったり、一言モノ申したいと言って芝郵便局に押し掛けるクレーマーとかが大勢でてくることで、郵便局の通常業務がままならないほどになることも。

それだけ、この容疑者の上司や同僚達にはプレッシャーになる出来事なんですよね。

特に郵便局のような、公共機関では絶対にあってはならないことです。

容疑者は早々に懲戒解雇されているので、その混乱(横領事件の余波)については知る由もないのでしょうが。

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